私たち交通労連は、公共性の高い交通運輸産業しており、広く社会や地域に貢献する活動も積極的に取り組んでいます。
連合「愛のカンパ」や核禁会議「被爆者救援カンパ」、CSA「ラオス等への学校建設資金募金」など継続的に、各種の社会貢献活動に積極的に取り組んでいます。
また、東日本大震災では被災した組合員のための募金活動を行うとともに、ボランティアを派遣し、被災地の復興に尽力しました。
交通労連は加盟している核禁会議(核兵器禁止・平和建設国民会議)の被爆者救援カンパ活動を毎年、全国で展開しています。
被爆者救援カンパ活動は、集約したカンパ金のすべてを広島、長崎をはじめとした各地の病院・施設への医療器具贈呈など、被爆者の救援のために使用されています。
加盟しているCSA(アジア連帯委員会)をつうじて、ラオスの子どもたちに小学校を贈る学校建設募金に1994年から継続的に取り組んでいます。
本活動は、CSAが救援してきたタイ国内の難民キャンプの閉鎖により、祖国ラオスに帰った子どもたちに学校を建設して送ることにしたもので、既に20校以上の学校を建設し、ラオスの皆さんに引き渡してきました。
交通労連では例年、協賛団体となっている「全国交通安全運動」の推進に協力しています。
毎年、春と秋に実施される「全国交通安全運動」についての協力を加盟組合に呼びかけています。
2011年3月11日に発生しました東日本大震災や2016年4月17日の熊本地震に対して、交通労連では直ちに組合員の被災状況の確認作業を行うとともに、復旧・復興に向けて様々な活動を積極的に推進してきました。
また、多くの加盟組合が被災地への物資輸送、人的輸送、交通ネットワーク復旧に取り組み、現在も被災地の復興に大きく貢献しています。
被災組合員の救援のためのカンパ活動を展開し、集まった浄財を組合員へ手渡しました。
また、委員長が被災地へ入り、被災状況の視察や被災組合員へのお見舞を行いました。
東日本大震災ではUIゼンセン同盟(現:UAゼンセン)と協力し、「合同災害対策支援物資輸送隊」を結成して被災地に向けて3月21日から支援物資輸送を行いました。
輸送手配については「地方公共団体及び民間からの救援物資の自衛隊による輸送スキーム」を活用し、第一陣は3月21日に支援物資として「生理用品:2,000個」「紙おむつ(子ども用):1,000枚」「紙おむつ(大人用):1,000枚」。
第二陣は同月22日、第三陣は同じく同月22日夕方に行うなど迅速な対応を行いました。
各地からの支援物資の増加等により輸送の確保が困難な状況の中、輸送に関しては交通労連の多くの加盟組合に協力をいただき支援物資を被災地へ短期間で届けることが可能となりました。
「連合救援ボランティア活動」に職員を派遣し、東日本大震災では岩手県宮古市へ、熊本地震では熊本市内の復旧作業を行いました。
社会福祉協議会の指示のもと、瓦礫撤去、家財の運び出し、庭や側溝の泥出し作業など、継続して多くの人数がボランティア作業を行いました。