交通労連も参画しているアジア連帯委員会(CSA)は、貧困や多くの問題を抱えるアジアの人々を支援し、 交流活動を通じて、連帯を深めているNGO(非政府組織)です。
現在、タイ、ラオスを中心に「小学校建設・補修活動」「教育支援活動」「救援物資を送る活動」を行い、支援が必要な人々を支え、それらの国の健全な経済社会開発に貢献する努力をしています。
開発途上にあるラオスの教育環境は深刻な状況です。小学校建設は基礎教育の大きな力となるとともに、 子どもたちが教育を受け、将来に希望が持てるようにする一端を担っています。
アジア連帯委員会(CSA)は、ラオスの子どもたちが義務教育を受けられない状況を少しでも改善するために、これまでに小・中学校24校を建設・寄贈し、このたび新たに25番目校が完成し引渡しされました。
また、古くなった校舎を父兄などの労務提供も求めながら計画的に補修しています。今回、補修する小学校は、アジア連帯委員会(CSA)が皆さまからの募金により2005年に建設し寄贈した15番目の学校です。ラオスの首都ビエンチャンから北部のバンビエンという風光明媚な山村にあります。
ラオスは新型コロナウイルス感染拡大の防止対策として、2020年から2022年前半まで2回のロックダウンを長期間実施しました。コロナの影響が顕在化する前からラオスの国家財政は厳しいものでしたが、観光客の姿は消えて外貨収入も激減し国家財政はさらに困窮しています。
現在、教室の天井から雨漏りがあるほか、特にトイレはほとんど使うことができない状況で、緊急支援のため、初めてのチャレンジとしてクラウドファンディングにより必要な資金を募り、修理に必要な金額目標(100万円)を達成して、現地で待っているラオスの子供たちに届けたいとしています。
6月12日のファンディング開始直後、交通労連は第1号の寄付を行いました。皆さまも是非ご協力をお願いいたします。
期間は7月25日(火)午後11:00まで
募金額は「3,000円+システム使用料」~
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