交通労連ハイタク部会、全自交労連、私鉄総連ハイタク協議会で構成するハイタクフォーラムは、3月10日に総決起集会を都内で200人超のハイタク労働者が結集して開きました。「適正な運賃改定と確実な賃金反映を求める総決起集会/23春闘勝利!ライドシェア反対!」をスローガンに「誇りをもって働き、安全・安心・快適な公共交通を守るための若者や女性にとっての魅力的な賃金・労働条件を勝ち取るため、全国の仲間とともに闘う」との集会アピールを満場一致で確認しました。
冒頭、ハイタクフォーラム代表幹事の溝上委員長(全自交労連)があいさつに立ち、「全国で運賃改定の動きが起きており、ハイタク労働者にとってようやく反転攻勢の時が訪れた。これは事業者と手を携え、様々な対行政行動を行ってきた成果だと思う。迅速な改定作業を進めている国交省に感謝するとともに、われわれはしっかり接客接遇に努めていかなければならない。さらに働き方改革の見直しなど労働法制の厳格化に伴い、われわれの働き方も変化を迫られ、ゼロゼロ融資返済で経営が苦しくなる事業者もあるが、だからこそ、下限割れ運賃を許さない運動も重要だ」と訴えました。
交通労連ハイタク部会の小川部会長は閉会あいさつで、「本日確認した全国のハイタク労働者の思いを今後も引き続き国に訴え安全・安心を脅かすライドシェアの導入を阻止しよう」と述べました。また、集会終了後は会場を衆議院議員会館に移し、請願署名提出と、タクシー議員連盟との意見交換を行いました。
ご協力いただいた請願書名は、ハイタクフォーラム全体で13万9,653枚となりました。ご協力に感謝申し上げます。
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