交通労連は6月9日に、第2回中央委員会を本部会場および総支部ごとの地方会場、個別参加場所をオンラインで結ぶ分散開催の形式で、役員、中央委員ら約180人が出席して開きました。
議長団に関東総支部の田口力(千葉交運・東洋バス支部)、新井誠(日本中央労組)の両中央委員を選出した後、園田中央執行委員長があいさつに立ち、1年を超えるコロナ禍において思うような活動ができないなか、取り組みへの理解に感謝を述べるとともに、「緊急事態宣言が度々発令されているが、その影響を一番受けているのがわれわれ交通運輸産業ではないかと思う。特に、観光産業における人流、ホテルなど危機的状況に陥っている。各企業も様々な取り組みを行っており、とりわけ雇用調整助成金は生命線となっている。われわれ交通労連としても各方面に対し再三再四、事業の存続と雇用維持のための要請を重ねてきているが、いずれにしてもこの危機を全組織が一丸となって乗り切っていかなければならない」としてWEB会議の活用で会議の頻度を上げるなど前向きに取り組んでいること、また、「組織の強化・拡大に取り組むなかで、本部から出向いて意見交換を行う総対話活動を含め意見交換を行うなかで課題などを模索し、改革を実践していきたい」とさらなる理解と協力を訴えました。