交通労連自校一般部会の第二回幹事会に先立ち、交通運輸政策研究会(労連議員懇談会)の自動車学校・一般業種部会研究会(部会長=榛葉賀津也・参議院議員)が12月6日、参議院議員会館で開かれました。
研究会メンバーの国会議員および自校一般部会から幹事、政策委員が参加し、課題を共有しました。
今回は、継続課題の
①総合安全対策における省庁間の連携
②専門実践教育訓練の指定基準の見直し
―に絞って意見交換を行いました。
総合安全対策では、自動車事故対策機構の安全指導業務への民間参入促進を求めた金子洋一前参議院議員の委員会質疑(昨年九月八日/国土交通委員会)を引き継ぎ、システム利用料の積算根拠の開示と、適正価格への見直しを求めていくこととしました。
次いで、専門実践教育訓練に関しては、
①運転者不足の中、政策効果は高い
②公安委員会の指定を受けて実施される課程で、国家試験である技能試験が免除されるという要件を満たす
③訓練期間は一年未満だが、マンツーマン中心の密度の高い教育を行っている
―として、専門実践訓練の適用もしくは助成率の引き上げに取り組むとしました。
榛葉部会長は、「高い障壁によって民間参入が阻まれている時代錯誤の行政を改める必要がある。命に直結する仕事の資格を他の資格よりも軽んじていいのか、人手不足に対する効果的な施策が求められている」と指摘し、各議員が役割分担しながら、次の通常国会において衆参両院の各委員会で質問するなど、細部を詰め、課題の解決に取り組むことを提案・確認しました。
【出席議員】
榛葉賀津也(部会長)、鷲尾英一郎(議員懇事務局長)・菊田真紀子・柚木道義各衆院議員、大野元裕・柳田稔両参院議員
【代理出席】福島伸享衆院議員、森本真治参院議員。
なお、閉会直後に議員懇副会長の川合たかのり参院議員が駆けつけ、日頃の支援に対する御礼と国政報告をいただいた。
なお、当日議論した資料は組合員限定ページの部会資料集の「自校一般部会」からダウンロード出来ますので、ご活用ください。
⇒「活動情報」へ戻る