第61回ユニオンリーダーセミナーを開く
6月14日~17日(3泊4日)の日程で、第61回のユニオンリーダーセミナー(ULセミナー)を岡山県岡山市北区福渡の「冨士社会教育センター・西部本校」(友愛の丘)で開きました。
ULセミナーには、全国から46人が参加し、時代の組合リーダーに必要な知識を学ぶため、講義と演習、グループ討議を中心とする多様なカリキュラムを受講しました。
また、グループ討議や交流会を通じて、全国の仲間との親睦を深めました。
実践的なカリキュラムに取り組む
研修生は、縄野書記長の「交通労連の現状と課題」(第1日目)、早稲田大学・田村名誉教授の「2015年の経済と組合の役割」(第1日目)、冨士社会教育センター・鈴木講師の「歴史に学ぶ民主的労働運動の基本的な考え方」(第2日目)、同・落合理事長の「時代認識とリーダーシップ」(第4日目)の4つの講義を受講しました。
また、講義とは別に「職場の労働法と改正点のポイント」、「組合役員の役割とリーダーシップ分析」、「組織拡大のための説得力をいかに高めるか」(冨士社会教育センター・木村講師)、「組合員のための経営分析と経営チェック」(同・水越講師)、「心と身体の積極性を高めるトレーニング」(同・吉田トレーナー)など、冨士社会教育センターの各講師の指導を中心に、実践を中心としたグループ演習やロールプレイングに取り組みました。
課題解決に向け 意見ぶつける
さらに、「業種別組織の課題の共有化とその対応」として、労連より3部会の部会事務局長を迎え、各部会に分かれ、それぞれの業種における現状と課題について整理し、議論を行いました。
各議論の内容を受けて、各部会事務局長が政策要求の内容などを交えながら、課題の解決に向けて、現在行われている検討会や法改正の方向性などについて説明し、意見交換を行いました。