ハイタクフォーラム(交通労連ハイタク部会・全自交労連・私鉄総連ハイタク協議会)は2014年3月5日に衆議院第二議員会館で国土交通省へ政策要請を行いました。
国土交通省からは若林審議官を代表に自動車局から瓦林旅客課長などが出席し、要請内容への回答および全国から集まった約80名の労組役員からの質問や要望に対応されました。
本要請は小泉政権下で行われた行き過ぎた規制緩和で疲弊したタクシー産業を改善するために2013年11月に成立し、2014年1月に施行された「タクシー関係3法の改正法」(正式名称:特定地域における一般乗用旅客自動車運送事業の適正化及び活性化に関する特別措置法等の一部改正する法律)および付帯決議についての確実な実施とハイタク労働者の労働条件の改善を求めるために行われました。
三日月大造議員や金子洋一議員、辻元清実議員も駆けつけました
また、民主党から元国土交通省副大臣の三日月大造議員や民主党タクシー政策議員連盟の金子洋一事務局長、辻元清実議員も駆けつけ、ハイタク業界の健全化および労働者の労働条件の向上を訴えました。
五十嵐部会長および小川副部会長、西村幹事が各種課題を訴えました
交通労連ハイタク部会からは五十嵐部会長をはじめ、全国の幹事が出席しました。
五十嵐部会長からは「改正法の成立により、新潟交通圏のカルテル問題のような国の指導に基づいて行ったことが独禁法に違反するなどと不当な処分が起きないようになった。国交省の努力に感謝申し上げる。しかし、法律や通達などの行政の文書は複雑であり、本当に大丈夫か不安はある。内容について今一度確認したい」と訴え、国交省から説明を受けた。