【ハイタク関係】労働条件改善5・5遠割廃止を求める抗議集会を開催しました

 交通労連が主要構成組織の一つとなっている大阪交運労協は、2014年2月19日に大阪府・エルシアターで「労働条件改善5・5遠割廃止を求める抗議集会」を開催しました。

 1月27日に施行されましたタクシー事業適正化活性化特別措置法等の改正法の厳正な実施および付帯決議に書かれている「一般乗用旅客自動車運送事業者は、歩合給と固定給のバランスの取れた給与体系の再構築、累進歩合の廃止、事業に要する経費を運転者に負担させる慣行の見直し、過度な遠距離割引運賃の是正等、賃金制度の改善等に務めると共に、運行の安全を確保し、拘束時間外に運転代行業務に従事する事等により、安全な運転をする事ができない運転者を乗務させることがないよう、万全を期すること」の実行を強く求めました。

 

 集会では、約800名ものハイタク労働者が集まり、主催者の大阪交運労協ハイタク部会・小川部会長(交通労連・日本タクシー労組委員長)が「われわれの念願であったタクシー事業適正化活性化特措法等の改正法が成立・施行された。しかし、これからが行き過ぎた規制緩和による劣悪な労働条件に追い込まれたハイタク労働者の労働条件を改善するためのスタートである。この機を逃さず、2014春闘交渉に取り組んでいただきたい。また、いわゆる5・5割(5,000円超える料金は半額)のような大幅な遠距離割引の是正、消費税の適正な転嫁についても強く求めていく」とあいさつを行った。

 集会終了後は法円坂北西角講演までデモ行進を行い、成功裡に解散した。

 

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