ハイタク産業労働3団体(交通労連ハイタク部会・全自交労連・私鉄総連ハイタク協議会)で構成するハイタクフォーラムは、3月7日に日比谷公会堂で3年ぶりの「2013総決起集会~タクシー産業の再生、労働環境の抜本改善をめざす第集会~」を開催しました。
集会には全国から約700名のハイタク産業で働く仲間が集まり、行き過ぎた規制緩和による供給過剰、年収200万以下という劣悪な労働条件の改善とタクシー産業の適正化・活性化を実現するタクシー事業法の早期成立を訴えました。
交通労連の五十嵐ハイタク部会長は「本日、われわれは全国のハイヤー・タクシー労働者の悲願である『タクシー産業の再生』と『労働環境の抜本改善』を実現するために集会を開催した。われわれの産業は世界一安全・安心なタクシーとして発展してきたが、行き過ぎた規制緩和政策以降、増車・低運賃競争が全国で吹き荒れ、その結果、働く仲間の労働条件の低下と輸送の安全が脅かされる結果となった。タクシー産業の健全化に向け、国会で全会一致で成立したタクシー特措法に基づき、各地域で適正化に向け努力が行われているが、未だ不十分な状況である。強制力のある新たなタクシー事業法の成立が急務である」と強く訴えました。
集会後、国会へデモ行進を行い、衆・参両院の議員面会所にて集まった国会議員へ約10万名の署名を手渡し、「今のタクシー労働者の置かれている環境は酷過ぎる」とハイタク労働者の悲痛な現状を訴え、早期の改善を訴えました。
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