新年明けましておめでとうございます。
2011年3月11日の東日本大震災から2年目を迎えますが、今なお被災地は生活基盤と雇用を取り戻せない状況が続いています。
また、福島第一原子力発電所周辺地域においては、復興の目途すらついていない状況です。
世界経済も欧州の債務問題の長期化や中国・インドをはじめとする新興国経済の減速、また、原材料価格の上昇傾向など、先行き不透明感が高まっています。
そんな中で、働く者の雇用と生活は所得の低迷や格差の拡大など、劣化に歯止めがかかっていません。
社会の不安定化は許容範囲を大きく超えており、再び厚みのある中間層を取り戻すことが求められています。
民主党政権が誕生し、3年3ヵ月が経過、「国民に信を問う」とし、2012年11月16日に衆議院を解散しました。
民主党は改選前議席を大幅に減らし57議席となり、自民党に再び政権が戻ることとなりました。
交通労連が推薦決定した民主党候補者、特に交通運輸政策研究会メンバーの当選に受け、支援いただいた全国の仲間の皆さんに経緯を表するとともに、御礼申し上げます。
本年の重点課題は
1点目は13春闘。
「痛んだ雇用・労働条件の復元を図る」という連合方針を柱に「年収の維持・回復、向上」を基本にそれぞれの業種実態を踏まえた取り組みを展開します。
2点目は組織拡大。
取り組みの強化により、少しずつ増員が図られてきました。
新年度はこれまで以上に協力に取り組みを推進します。
また、構成組織への世話活動は日常業務としては当然のことであり、そのことを通じて情報の共有化ができ、さらなるコミュニケーションが取れ、新たな組織拡大への情報提供が生まれてきます。
専従役員をはじめ、構成組織全体で危機感を持って、本気で組織拡大に向け、頑張ります。
本年も素晴らしい1年にするために、共に奮闘しましょう。
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